屋久島に移住し、こちらでの生活が始まって一ヶ月が経過しました。兼ねてから自然と共存する暮らしを望んできましたが、住んでみて初めて分かる新たな発見に心を開き今を生きています。朝は、鳥のさえずりや風の音で目覚め、水の流れる音や波のサウンドなど、自然界の奏でる協奏曲を聴きながら過ごす日々です。
しかし、そんな心地よい日ばまりではありません。屋久島のお天気は読めない!一日を通して穏やかな天気は少なく、日本で最も降水量が高いそうです。強風にも見舞われ、都会の強風注意報とは違います。屋久島の自然は大変厳しいのです。そういうことが一ヶ月で分かりました。

しかし、時折思わぬところで言葉を失ってしまうほどの絶景に出会したり、息を飲むような美しい景色に心奪われたり、そんな時は感動の涙を流すことも…

そして、島での食べものは大変貴重です。ここで暮らしていると自然とそのような気持ちになります。水が美味しく空気が美味しいこの島で収穫されたものは本当に有難いと、都会からやって来た者はそう感じます。私たちは、なるべく島で採れたものを口にしています。特に野草ですね!長命草にヨモギ、タラの芽や葛、三つ葉、ツワブキなど至る所に生息しているので摘んで来ては美味しく頂いています。そんな生活をしていると、とにかく海の神様、山の神様、島の神様に感謝せずにいられません。屋久島は85%以上が森林であるため、この地で暮らせる場所も限られている訳で、この様にご縁を頂き、お導きがあって住まわせて頂いているという謙虚な気持ちになり、そこで初めて理解することがあるのだと気づかされているような状態です。こんな気持ちになったのは初めてですが、そもそも我々は目的あってこの地球に降り立った訳ですから、世界のどこに居ようともこの地球に住まわせて頂いているという意識で在るのは当然かも知れません。そんなことを感じられるようになり、先が読めない昨今ではありますが、それでも尚今この時に心から感謝します。

これより、この地から思いをこめて屋久島通信お届け致します。5月も後半となり、季節も変わりエネルギーは変化していきますね!今、祈ることが生活の一部となっている人も多くいらっしゃると思います。私たちの祈りが大宇宙に届き、地球の緩やかなお産と共に素晴らしい未来が切り開かれ新たな創造の世界が実現していきますように心からお祈り申し上げます。
富士 ふじ子、中原 高志