新月の夜に今晩は。
数日前に、この壺を親友から譲り受けました。信楽焼というそうです。ある日突然、貰ってもらえないか!というので、私は、あっさりOKとお返事したのですが、彼女のお母様は、迷惑になるからと反対されたそうです。引っ越しをすることになり、保管することが出来ないということで、今まで大切にされて来た貴重なものをプレゼントしていただいたのです。
この他にも幾つか、かなりの方が手がけたものと思われる作品を手にすることになったのですが、我が家のエネルギーは、一氣にグレートシフトすることとなりました。
しかし、なんと言っても、この作品の存在感は物凄いです。作り手である私の親友は、多大なる才能の持ち主。それは、ずっと以前から分かっていたつもりだったのですが、これ程までとは…
「能ある鷹は爪を隠す」という諺がありますが、彼女はそうではありません。本当に苦労しなければならなかった様々な事情を抱えながら、必死で生きてきた人であり、彼女のスピリチュアリティーは、燻銀のような輝きをもっていますが、それ故、歩まなければならなかった道があったのかも知れません。
そんな彼女が、もう20年も前に手がけた作品に初めて触れさせてもらい、私は愕然となりました。そして、自分自身の感性を形にし、作品として残すという芸術に、私は打ちのめされました。
これまでに、様々な分野で一流と言われる方々との出会いはありましたが、見る目も養わずに未熟だった私には、感じる能力が乏しかったのでしょう。今こそ、このような芸術に触れることで、別の観点から魂と向き合っていきたいと思ってしまいました。そんな自分にも驚いています。
作品を残すって、なんて凄いことでなのでしょう。私は、人生に対して、何が残せるでしょうか。何だか、突然、不意にその問いがやって来ました。今から、それを心に認めていきたいと思います。
新月前に、新しい心構えが出来ました。
親友が、人生を賭けて取り組んだ仕事に触れ、心震える感動と共に、新たな人生に向かうその手前で、私は謙虚になることの大切さを身に沁みて感じたのでした。
人生はここからだ!生きるって素晴らしい。
愛する友に祝福あれ!!
富士 ふじ子
