昨日は私の住んでいる尾之間区民の代表一員として、宮之浦岳に参拝させていただきました。

尾之間の集落にお世話になり4年目を迎え、あたたかい地域の皆さんに毎日快い挨拶をいただいています。
そんな中初めて、
年に一度、島、集落の伝統行事である
集落の健康安全、そして発展を願い、感謝とともに山へ祈るための「岳参り」へご縁をいただき、早朝より区長はじめ戸頭の皆さんにお見送りのもと、登山口へ出発。

実は私も初めての宮之浦岳(九州一高い山でもあります)に参拝するということで、やや緊張しましたが、集落の超ベテランガイドの方に先導いただき、気持ち楽に進むことができました。
目の前に拡がる島の”奥山”の景色は文字通り、別世界。


そこにある山々、草花の調和が完全で存在のひとつひとつがはっきりとみえる感じです。
高山地帯に生い茂るヤクザサというササを頬張るシカさんも、いつもより余裕の表情を見せているようで、ここは彼らにとって天国のようでした。
無事に山頂に到着し、風の吹き荒れるなか、寒い寒いと凍えるように屈みながらも山頂の祠に皆でお祈りしました。
頭を上げると、風の勢いが弱まり、そして、雲の隙間から光が差す一瞬は今回のお参りの中でも忘れられない瞬間となりました。

帰り路は登り路とは変わり、疲れが見え隠れして自分の身体に注意していました。
山の厳しさの話も聞いたり、
私がここで油断して怪我でもしたら、集落の皆さんにも関わる―とおもうと自ずと気が引き締まります。
無事に下山し、帰りは富士子達に丁重にお迎えしてもらいました。
温泉に入り、あとは手を合わせ感謝、お祝いの直会でした。
美味しいご馳走と、お酒がそれはそれは美味しいかったです。
私自身も地域に”参加する”ということ
島に来るまで興味がなかったのですが、
自然と人が共生することの大切さをこの島からさらに感じ、
その意味を一番知っている地域の方に日々の交流、今回などの行事を通じて教えていただいています。
きっと昔の岳参り、こんなに整えられていた歩道はないし、装備もない、それに聞くところだとその行程は2日以上。。すごい。
そして山での行いは命を預けることだと実感しました。
“今年もみんなが幸せに、仲良く暮らせますように”
大きな家族としての集落の願いを込めて、島の神様の元へ足を運び、拝むこと。
この岳参りを長らく大事にしてきた集落の方々の気持ちに僕は共感し、この行いが受け継がれてきた事がとても自然に感じました。
これからみんなが幸せに、仲良く暮らせますように。
ありがとうございました!